再整備完了。芝生広場ができ、緑映える納骨堂となりました。
大澤山 常陽院 明圓寺(みょうえんじ)は、親鸞聖人の弟子、弁円が、仁治元年(1240年)真家村(現在の茨城県石岡市真家)に建立したという言い伝えのある、浄土真宗の古刹である。今日、この地域は、稲作から果樹まで多彩な農業が盛んで、豊かな里山景観を維持している。私たちは、この地で明圓寺が、新たに納骨堂と樹木葬のエリア計画しはじめた、その当初から、場所の選定、建設、そして竣工後のイベントの開催まで、現在でも引き続きお手伝いをしています。深い緑の山の麓にある本堂から、杉林を抜け、500m程離れた濃い緑に囲まれた緩やかな傾斜地で、三日月型の納骨堂、その中心の瞑想広場、それを囲むように設定された樹木葬エリアは、さらに安穏で静思をするに相応しい環境となっています。この素晴らしい環境をさらに生かし、多くの人たちに知ってもらうために、明圓寺では年2回程度、料理家、音楽家などを招いてイベントを開催しています。
名称 | 明圓寺 納骨堂・樹木葬「游心庵」 |
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完成 | 2014年 |
概要 | 企画・立案、ランドスケープ基本計画、実施設計、設計監理(2006年~2014年) イベント企画・立案・運営(2014年~現在) |
所在地 | 茨城県石岡市 |
事業主 | 大澤山 常陽院 明圓寺 |
面積 | 約0.6ha |
関連 | 建築設計:松野勉(ライフ・アンド・シェルター社) 広報・WEB・グラフィックデザイン:ホンダ美津子(株式会社アニー・ディ) |